腰痛を改善していくために今できること
今年の札幌は、12月に入っても雪が少ないですね。
例年ですと11月中に根雪になることも多いため、今のところ除雪をしないくても良い日が続いています。
雪が降ると皆さんが行う「除雪」。
この除雪が必要になると必ず増えてしまうのが腰痛の患者さん。
寒い環境の中、重い雪を持ったり、上に積み上げたりするとどうしても腰などに無理がかかってしまいます。
これから行うであろう除雪で腰痛にならないためにも、今できることをご紹介していきます。
目次
- ○ まずは知るところから!腰痛の原因って?
- ・腰が原因の場合
- ・放っておくのは危険!
- ○ 腰痛改善のためには何をすればいい?
- ・お風呂に浸かって温めよう!
- ・座り方を見直そう!姿勢を正そう!
- ・座りながらできる太ももストレッチ!
- ○ まとめ
まずは知るところから!腰痛の原因って?
腰痛の原因は腰そのものが原因である場合と、腰以外の場所の不調によるものがあります。
診断方法は病院であればレントゲンやMRI検査などにより特定していきますが、当院では実際にお身体に触れることで症状を確認していきます。
もちろん病院で検査を受けた後に、当院の施術を受けることも可能です。
腰が原因の場合
先天的な異常や腰椎分離症などの他、主に身体の成長や変化による痛みです。
他にも交通事故などによる、外部からの衝撃により腰にダメージが生じた場合も挙げられます。
椎間板ヘルニア脱臼などもその一つです。
痛みが生じる原因は、主に筋肉の緊張です。
姿勢の乱れにより骨盤にゆがみが生じ、血行が悪くなり、筋肉が固くなってしまうと痛みが生じてしまいます。
他にも泌尿器系の疾患など腰と一軒関係ない部分の異常においても腰痛は起こり得ます。
疾患に伴う腰の痛みについては、まず疾患を治療することが第一ですので、一度病院にて検査を受け、的確な治療を受けるようにしましょう。
放っておくのは危険!
痛みはあるけど気にするほどではないからと、痛みをそのまま放置しておくのは危険です。
腰椎の圧迫が続けば当然症状は悪化し、神経はもちろん筋肉自体も炎症を起こしてしまいます。
さらに痛みが強まれば身体を動かさなくなるようになり、それが精神的なストレスへとつながります。
精神的なストレスは神経を過敏にしてますます痛みが広がる……という悪循環に陥る可能性が!
この負のループから脱却するためには、痛みを感じた早い段階から行動することです。
しかし忙しくてなかなか病院で検査を受ける時間がないという方のために、次はいよいよ腰痛改善のためにできることをご紹介します。
腰痛改善のためには何をすればいい?
ここからは腰痛改善のために、ご自宅でできるセルフケアや痛みへの対処法についてご説明します。
基本は当店の施術を受けていただき、その上で以下にご紹介する内容を実践していただければ、腰痛の予防・改善に役立ちます。
また座りながらできるストレッチもありますので、お仕事中にも実践可能です。隙間時間を見つけて痛みのない生活を送りましょう。
お風呂に浸かって温めよう!
腰痛の原因は筋肉の硬直による血液循環の低下で、改善させるには温めてあげることが大切です。
温める方法はいくつかありますが、中でもお風呂は筋肉の緊張緩和だけでなく、リラクゼーション効果による精神的ストレスの解消なども期待できます。
しかし神経の異常による痛みの場合は、温めることで痛みが強くなってしまうことがあります。
お風呂に入ってみて痛みが増すようであれば、入浴は控えた方がよいでしょう。
座り方を見直そう!姿勢を正そう!
腰が痛くても仕事をするのが現代社会のつらいところですね。
とくに長時間座ったままのデスクワークは腰に大きな負担がかかり、クッションだけではごまかしきれるものではありません。
大切なのは腰に優しい座り方を見つけることです。
では具体的にどう座ればよいのでしょうか?
まずは椅子の奥までお尻を入れて深く座りましょう。自然と背中が真っ直ぐになるかと思います。
その後両手を上に伸びをしたら、ゆっくりと肩の力を抜きながら降ろしていき顎を引きます。
この状態が、背骨が正しい位置にある、腰に優しい座り方なのです。
もしかしたらパソコンの画面が少し低く感じるかもしれません。
そんなときは自分の腰の高さではなく、画面の高さを調節してあげてください。
座りながらできる太ももストレッチ!
背筋や腹筋を鍛えると腰痛対策になりますが、なかなかトレーニングする時間がない方も多く見受けられます。
その方々のために電車や仕事の休憩時間でできる太ももストレッチの紹介です。
1. まずは椅子に浅く腰掛けてください。この時胸を張ることをお忘れないように。
2. 次に両太ももを外側から両手で挟むようにします。
3. 両太ももを外側に開こうと力を入れて、両手で両太ももが開く動きに抵抗をかけます。
4. 今度は両太ももの内側両手を入れて、両太ももを内側に閉じる力を入れて両手で抵抗をかけます。
3秒程度力を入れたら一度全身の力を抜いてください。こちらを1セットとして1日5セットくらいがオススメです。
力を入れすぎないように、そして力を入れることよりも力が抜ける感覚を大事にしてください。
まとめ
上記で紹介したのは慢性的な腰の痛みによるものであり、ギックリ腰などの急性的で激しい痛みがある場合は、ストレッチなど身体を動かすことはせず、痛みがある程度おさまるまで安静にしてください。
痛みが引いてきてある程度身体が動かせるようになったら、先ほど紹介した内容を試してみましょう。
腰痛予防や改善のためのセルフケアはまだまだありますので、少しでも楽に過ごしたいとお考えの方はぜひ、当施設までご相談ください。
しっかりとお話をお伺いして最善な処置を行っていきます。
もちろんセルフケアの方法を忘れてしまったという方も大歓迎です。