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症例報告

【脳梗塞後遺症の鍼灸リハビリ】87歳男性・左片麻痺から「杖を持たずに歩ける距離」が長くなった事例

【症例報告】脳梗塞後遺症(87歳・男性)
諦めかけていたリハビリの先へ。鍼灸と動作改善で「杖に頼らない歩行」が大きく前進した事例
  • 年齢・性別:87歳 男性
  • お悩み(主訴):脳梗塞後遺症による左片麻痺(上肢は軽度)。歩行時は杖が必須。
  • ご家族の願い:病院でのリハビリ期限が切れた後、少しでも筋力や歩行機能を維持・向上させてあげたい。
●初診の際の状況
発症から時間が経過しており、病院や施設でのリハビリが一区切りついた段階でご家族からのご依頼でご自宅へ訪問いたしました。

上肢の麻痺は比較的軽度であったものの、左足の支持性(体重を支える力)や、歩行時の足の振り出しに課題があり、日常生活では「杖があれば楽に歩けるが、杖がないと不安定で目が離せない」という状態でした。ご家族としても、今後の機能低下や転倒のリスクを非常に心配されていました。
●からだビレッジならではのアプローチ
当院では、「麻痺した部分だけにアプローチする」のではなく、全身のバランスと「動作そのものの質の向上」を目的に施術を組み立てました。
  1. 頭部および手足への鍼灸治療(自律神経と神経系の調整)

    脳梗塞によって伝達がスムーズにいかなくなっている神経系へ刺激を届けるため、頭部や手足の適切なツボへ鍼灸を施しました。これにより、左半身の余計な緊張(突っ張り)を緩め、筋肉が本来持つ力を発揮しやすい土台を作ります。
  2. 鍼灸後の「動作改善アプローチ」

    鍼灸によって筋肉や神経の通りがスムーズになった直後の絶好のタイミングで、からだビレッジの強みである個別リハビリ(動作指導)を行います。

    単なる筋トレではなく、「どうすれば左足に正しく体重を乗せられるか」「どうすれば杖に頼らず、体幹を使って真っ直ぐ歩けるか」を、お体に負担のない範囲で丁寧に学習(脳と筋肉の再教育)していきました。
●施術を重ねた結果の変化
週2回のペースで丁寧に向き合い、施術を重ねていきました。
当初は「自宅の移動も杖が手放せない」状態でしたが、回数を重ねるごとに左足で床をしっかりと捉える感覚が戻ってきました。

現在では、施術後に「杖を持たずに歩ける距離」が明らかに長くなり、ご自宅内でも杖なしで移動できる場面が増えています。
ご家族からも、「歩く姿に安定感が出てきて、付き添う側の安心感が全く違います。本人の『もっと歩きたい』という自信にも繋がっているようです」と、大変嬉しいお声をいただいております。

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